【電力の切り替えで電気代を削減】
(大口需要の方)
みなさん、
早速ですが電力会社の選択で電気代を削減できることをご存知でしょうか。
法人向けの電気を提供している企業は100社以上あり、自社に適した会社を選ぶことでコストの削減が可能となります。
例えば、月間に約100万円の電気代を支払っていた工場が、約90万円になり、年間で120万円ものコスト削減を実現できるといったケースも珍しくありません。
電力切り替えの大きなメリットは、
@費用がかからないこと
A継続的に削減できること、
B手間もかからないこと
の3点です。
@費用に関しては、単純に電力会社切り替えの契約を変更するだけなので、機材を購入する必要もなく、コストがかかりません。
A継続的に削減に関しては、一度電力会社を変更すれば、そこからは何もしなくても、毎年安い電気で費用削減できます。
B手間に関しても、各社に見積もりをとり、あとは契約変更における書面上の手続きを進めるだけです。
電力会社の切り替えを検討したい方向けに、下記URL(新電力ネット)にて電力会社の一覧や、一括見積サービスを提供しております。
一括見積サービスは、まずは手軽に各電力会社が提示する電気代を知りたい方にお勧めです。
新電力ネット http://pps-net.org/estimate
新電力ネットについて
一般社団法人エネルギー情報センターが運営する情報提供サイト。会員数は1010名(2016年5月19日時点)。筆者がエネルギー情報センターの理事を務めております。
電力の切り替えは、昔から可能だったわけではなく、ここ数十年で徐々に自由化されてきました。
以下にて、電気をたくさん使う需要家向けの自由化について、簡単に歴史的流れを見ていきたいと思います。
電力自由化の始まりは、2000年3月の特別高圧(2万V以上)で受電する使用規模2,000kW以上の需要家への市場開放です。
大規模工場や、大規模ビルといった電力を大規模に利用する施設が対象となる自由化です。
その4年後、2004年4月から使用規模500kW以上、2005年4月からは50kW以上まで自由化範囲が拡大されました。
スーパーや中小ビルなど、中規模程度に電力を利用する施設が対象となった自由化です。
この電力自由化ですが、非常に多くの事業者による努力が実り、実現したものです。
折角、電力を選べる時代になったのですから、一度切り替えを検討してみることをお勧めいたします。