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7/26 「ブルー・オーシャン戦略」の概要と事例ご紹介セミナー
サムスン、LG電子、アップル、ハイアールなど、世界のエクセレント企業が採用する、グローバル時代を生き抜くための「経営戦略」
なぜ今ブルーオーシャン戦略か?
フランスのビジネススクール「INSEAD」で経営戦略を指導するW・チャン・キム氏とレネ・モポルニュ氏の二人が、2004年に発表した未開拓市場創造を目的とした経営戦略論「ブルー・オーシャン戦略」を発表しました。
この「ブルー・オーシャン戦略」を最も早く導入し、大成功を収めた企業の代表は韓国のサムスン電子です。
サムスン電子は、いち早くブルー・オーシャン戦略を全社に導入し、ブルー・オーシャン戦略が提唱する「競争のない未開拓市場を創り出す」戦略を、全社を挙げて遂行した結果、技術力に勝る日本企業を相手に、世界市場で勝利を収めつつあります。
アジア企業では、サムスンに続いて、韓国のLG電子、中国のハイアール、インドのタタグループなども次々とブルー・オーシャン戦略を導入し、新市場の創出に成功しています。
リーマンショック以来、世界の経済は不安定化しています。それにも関わらず大きな飛躍を遂げて来た企業に共通するのは、「競争して相手に勝ること」だけではなく、「競争しない、新しい市場を創り続けること」に注力してきたことです。
低コスト化、差別化、集中・・・競争を勝ち抜くために必要なことですが、低コストな新興国企業が次々に参入して来るグローバル競争が進んだ今、それだけでは限界が来ているのも事実です。
「ブルーオーシャン戦略」を提唱するW・チャン・キム氏は次のように語ります。
過密した業界で製品やサービスのコモディティ化が進み、企業の利益成長が縮小を続けると、企業たちは基本的に価格で勝負をせざるを得なくなります。そのひとつの結果として、企業が大幅なアウトソーシングをするにつれ、中国やインドのような低賃金の諸国での仕事が急増しています。政府が法律を通じてこのアウトソーシングを規制する策を模索している一方で、この方法が長期的な解決策ではないことは、これまでの歴史を見れば明らかです。長期的な解決策は、悪循環なコモディティ化競争から抜け出せるような、人をひきつける製品やサービス企業が作り出すことです。つまり、企業の製品やサービスをレッド・オーシャンからブルー・オーシャンへと移すのです。この事実だけでもブルー・オーシャン戦略が企業の経営者にとって欠かせないものだとわかります。
現代の世界のエクセレントカンパニーの共通キーワードは、「競争に打ち勝つレッドオーシャン戦略」+「競争をしないブルーオーシャン戦略」なのです。
本セミナーでは、世界を席巻する経営戦略理論「ブルー・オーシャン戦略」のアウトラインを説明させていただくとともに、いくつかの事例をご紹介しながら、日本企業においての導入にあたっての留意点などもお伝えします。
開催日時 2012年7月26日(木) 18:00〜20:00 (開場17:45〜)
場所:日刊工業新聞東京本社 B1セミナールーム 地図
受講料:無料
※コンサルタントの方など、同業者の方は参加をお断りすることがあります。
※本セミナーの内容は、6月28日実施のものと同じ内容です。
■講師
経営理論やフレームワークを実践できるように、私の体験や事例等を紹介しながら、わかりやすくお伝えすることに注力し、ご評価をいただいています。