横田透の知恵の経営 No.12
みなさん、こんちは。
今回は、今まで抽出した「強み」がどのようにつながっているのか、それを価値創造ストーリー(知恵の連鎖)に描いていく方法についてみていきます。
まず、抽出した強みを、「経営理念」、「しくみ(努力・工夫)」、「技術・ノウハウ」、「商品・サービス」のどのグループに属するのかを考えてみましょう。
例えば、「社員を家族のように思っている」であれは、「経営理念」、「研修制度の充実」であれば、「しくみ(努力・工夫)」、「精密加工技術」であれば、「技術・ノウハウ」、といった形です。
なお、これらの作業は、それぞれの強みを付箋紙に書いて行うとやりやすいです。
その次に、それぞれの強みで、関係性があるものを線で結んでいきます。
例えば、「この技術・ノウハウは、このしくみ(努力・工夫)から生まれてるよね…。」といった感じで、線で結んでいきます。
これらの作業を行うと、強みの見落としが発見できる時があります。
どういうことかと言うと、線で結ぶことができない強みがでてきてしまった場合、抜け落ちている強みがあるということです。
例えば、ある「ノウハウ」が急に生まれていることはないので、「これを生みだしているなんらかのしくみがあるのよね?」という問いかけを発しながら考えてみると、「なんだ、日常業務で当たり前に行われているしくみだった…。」ということがよくあります。
この時、見落としていた、みなさんの会社にしかない「宝」が発見されたのです!
中小企業での現場経験がある中小企業診断士です!
「無形の強み」を見える化し、活用した経営支援を得意とします!
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つくば未来経営コンサルティング事務所
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