知的資産経営報告書を学生のリクルートへ活用
みなさん、こんちは。
今回は、「知的資産経営報告書」の具体的な活用事例として、「リクルート」についてお話しをしたいと思います。
中小企業のみなさんにとって、人を採用するということは、非常に大きな悩みだと思います。
特に、学生を採用する時、その悩みが大きいと思います。
「優秀な学生に来てもらいたいけど、応募すらしてくれない…。」といった嘆きをよく聞きます。
では、なぜ、学生は応募してくれないのでしょうか?
名前を知らないから、大きい会社へ行きたいから、給料が安いから、・・・、いろいろ理由はあると思いますが、一番の理由は、「知らない」からです。
みなさんも、「知らない」ものとは、あまり深くお付き合いできませんよね。
その点は、学生も同じです。
だから、「知的資産経営報告書」で、会社の中身を分かりやすく伝えてあげることで、情報のギャップを解消することができます。
「知的資産経営報告書」は、単なる会社案内ではないですよね。
社長の思いから始まって、どのようなしくみがあるのか、強みを生み出すためにどのような努力・工夫をしているのか、そして、我が社の強みは何か、これらが記載されていますね。
「会社の中は、どうなっているの?」「自分が入社したら、どうなるの?」
これが、一番知りたいことです。
確かに、大企業志向の学生もいます。
でも、企業規模に関係なく、自分の好きなことをやりたいと思っている学生も大勢います。
単なる組織の歯車にならないところが、中小企業のいいところでもありますよね。
そういったことに共感を感じる学生も大勢いるのです。
だた、残念ながら、それが伝わっていないのです。
つくば市の知的資産経営報告書作成支援事業で支援をさせていただいた、ソフトウェア開発企業は、内定を出した筑波大学の学生が両親を説得するために、「知的資産経営報告書」を活用しました。
すなわち、学生よりもその企業のことを全く知らない両親をも、「知的資産経営報告書」によって、納得させてしまったのです。
これは、素晴らしいことだと思いませんか?
「知的資産経営報告書」で、経営理念、すなわち、譲れない思いを訴え、それから導かれる、みなさんの会社独自の価値創造ストーリーを訴えることで、きっと、みなさんが来て欲しいと願っている学生が門戸をたたいてくれます。
さらに、経営理念に共感し、価値創造ストーリーを理解した上で入社したいということですから、入社後も、お互いに「合わなかった…。」というトラブルも防ぐことができます。
どうでしょうか?
来春、学生を採用したいと思っている方、ぜひ、「知的資産経営報告書」をリクルート活動に取り入れてみてください。
次回も、引き続き、「知的資産経営報告書」の具体的な活用事例についてお話をしたいと思います。
中小企業での現場経験がある中小企業診断士です!
「無形の強み」を見える化し、活用した経営支援を得意とします!
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つくば未来経営コンサルティング事務所
代表 中小企業診断士 横田 透
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