達成感がすごい

お客様と一緒に手さぐりで解決法を探し続ける。そんな仕事です。

横浜の井土ヶ谷にある「日本濾水機工業」。
会社の寿命が5年と言われるほど移り変わりの早この時代に、来年(2018年)で創業100周年を迎える会社です。

精密ろ過・製薬用水プラントエンジニアリングを事業とする同社のお客様は全国津々浦々にいらっしゃいます(大手上場企業のお客様が非常に多いのも特徴です)。

そんな同社では、お客様の「困った」を聞いて、「お客様と一緒に解決策を考える」スタッフを募集しています。

精密ろ過・製薬用水プラントエンジニアリングの求人と聞くと、専門的な知識や経験がある人材の募集と思われるかもしれませんが、意外なことに、同社では業界未経験の中途入社の方が多数活躍しているそうです。

100年続く会社には、100年続く理由があります。

 

京急線、井土ヶ谷駅を降りて歩くこと7分。
ドキわくらんど、メガネストアのある交差点を抜けてすぐ右の路地に入ると会社の看板(ROSUIKI)が見える。

日本濾水機工業の現社長は橋本美奈子社長。朗らかな笑顔と知的な佇まいが印象的な女性社長だ。
橋本社長は元々公認会計士として大手監査法人に勤務していて、その後、経産省に出向。その時に当社の魅力を再発見し、2014年に先代から社長を引き継ぎ、5代目社長に就任したという。

(朗らかな橋本社長)

「当社の最大の強みは、100年間コツコツとお客様の『困った』を一緒に悩んで解決してきたこと」

橋本社長は語る。

「100年前、衛生環境が悪かった大正の時代、初代が珪藻土を原料としたセラミックフィルターの開発に成功し、高純度のキレイな水を精製できるようになりました。
そこから、医薬に使う水、災害用飲料水のろ過、水処理プラントと事業を拡げていったわけです」

現在75名の同社のライバル企業は全て上場大手企業。普通だったらとても敵わない。
しかし、大手のお客様が大手ライバル企業ではなく、従業員75名の同社が指名されることも多いという。
その理由が前述の「100年間コツコツとお客様の『困った』を一緒に悩んで解決してきたこと」だと橋本社長は力を込める。

「当然高い技術力もあります。当社に求められる水処理は最高の品質を求められますから。ただ、当社の場合は『技術力が高い』というだけではありません。処理前の原水の水質というは、お客様によって全く違うのです。100のお客様がいたら100の原水。お客様の悩みは違う。こうしたそれぞれ異なるお客様の『困りごと』に100年間コツコツと向き合い解決し続けてきたところが、当社の最大の強みです」

そんな少数精鋭の同社は、「研究職出身、プロパー入社のプロフェッショナル専門技術集団」と思いきや、実は、現場で活躍しているスタッフの多くが中途入社であり、業界未経験だったという人も少なくないというというのだから驚かされる。
そこで、実際に現場で活躍している方々から、より具体的なお話を伺うことになった。

■「絶対安定!」な企業を探していたら当社だった

(絶対安定企業を探して転職したという木藤さん)

木藤さんは5年前に中途入社。技術職を4年。その後営業職に移り5年目です。

-前職はどんなご職業だったのですか?

木藤:前職は半導体チップの検査プログラムを作ったり、その評価をする技術職でした。

-何故、前職を辞めて当社に?

木藤:自分が前の会社に入った頃は半導体って好調な業界だったのです。そうだったのですが、その後、リストラが始まりまして…。
絶対安定した会社に入りたい!と思ったのです。それで、絶対安定な会社ってどういう会社だろう…と考えて、色々自分なりに調べました。それで辿り着いたのは「製薬系」。人間が生きる以上、薬は絶対に無くならない。ただ、自分としては「機械」に関連することに携わりたい…。
そう考えて、製薬用水を安定供給する設備を作っている当社に目を付けました。

-当社に入社していかがでした?転職前のイメージとギャップはありましたか?

木藤:技術職で入社したのですが、その際、当社の技術職は出張多いよ!とは聞いていたのですが~。本当に多かった!

社長:何せ北は北海道から、南は沖縄まで全国にクライアントがいますからね。

木藤:私もいろいろなところに出張させていただきました。
色々なところに行き過ぎたくらいです。地方の食べ歩きもはかどりました(笑)。
旅行好きには良い環境かもしれませんね。

社長:彼の場合はちょっと家庭の事情もあり、長期出張は厳しくなったので、その後、出張頻度が少ない営業職に移ってもらいました。

-社員の事情を考慮してくみ取ってもらえる環境は社員にとっても働きやすいですよね。

社長:当社はその辺は、無理強いということはないです。

木藤:営業職に移ってから、出張しても1泊2日がほとんどになりました。

-出張はどれくらいの頻度でされるのですか?

宮川:週3~とかいう時もあれば、月2回の時もあるし、バラつきはありますね。

-今のお仕事について、やりがいはどうですか?

木藤:仕事のやりがいはありますよ。当社の場合は1億円~2億円のプラントをお客様のところに納入するわけですが、最初、プラントは、部品がバラバラの状態で送られてきますからね。
バラバラの部品の保護材を外して、少しずつ組み立てて、配管を繋いで、水を通して…。最後に完成した時は感動しますよ。
やってやった!という達成感はものすごくあります。
お客様からも「ありがとう」と感謝されますし。

目に見えてモノが完成する、そしてお客様からも感謝される。
それは仕事としてやりがいがありますよねえ。

木藤:もうちょっとお話しすると、ウチの仕事は完成させて終わり!じゃないんですよ。

-というと?

木藤:納品したプラントは自分の子供みたいなものなんです。
また何かトラブルがあったらメンテしないといけないし、お客さんの方からこうして欲しいなんて要望があったりして改造したりということもしょっちゅうです。

完成した達成感もありますが、その後、ずっと、完成させた自分のある意味「作品」と係っていくという醍醐味もあります。

■楠さんは同社に転職して6年目。もとはバンドマンだそうです。

(バンド活動をされていた楠さん)

楠:私はもともとは技術設計の仕事をしていました。ロボットと制御盤をつなぐ、外部ケーブル関係です。

-前職を辞められた理由は?

楠:リーマンショックがありまして。その時27歳だったのですが、希望退職者が募られたので、「夢を追いかけてみよう!」と思い、思い切って前職を辞めました。

-その時の夢ってなんですか?

楠:バンドをやってたんですよ。自分はボーカルでした。プロを目指そう。チャレンジしてみようと。ただ、だらだら夢を追いかけるのはよくないなとは思っていました。3年やってみてダメだったらスパッと諦めようと。

-諦められたのですね(笑)

楠:ええまあ。
30歳になって、一旦、自分の夢に区切りをつけて。また就職活動を始めました。
また電気関係の仕事に戻ろうと、あちこちにエントリーしたりもしてみたのですが、なかなか決まらず…。
そんなこんなで当社に入社しました。

-皆さん出自に多様性がありますね。会社の懐の深さと言うか。社長の方針ですか?

社長:当社は多様性を重視しています。仕事自体も電気のことだけを知っていればいいというわけでもなく、化学の知識があればいいというわけでもない。

作ってるものがお客様に応じて違う、ワンオフ(一品もの)ですから。一つのものを作った知識がその後、一部は通じるかもしれないけど、全部は無理。様々な要素があり、様々なことを知らないといけない。

そういった意味ではいろんな人材に居て欲しいです。

-楠さんはもともと電気技術関係だったのですよね?なぜ営業に?

楠:前職、技術設計の時代って、お客様との直接のやり取りが無かったんですよ。
営業が窓口になってお客様のニーズを聞いてきて、営業の指示にしたがって対応するのですが、これが結構、実際のお客様のニーズとズレがありました。後でいろいろと揉めることが結構ありまして。

お客様のニーズに最初に触れるのは営業なんだなって思ったのですよ。もっとお客様のニーズに直接触れたいなと思って、そんな思いもあって当社では営業職しております。

-御社の営業はどんなことされるのですか?

木藤:お客様がいろんなニーズを抱えていらっしゃってですね。それを聞いて膨らませる仕事がメインです。
具体的に言いますと、「ちょっとここの部分を改造できないか」とか「増設できないか」とか、ちょっとした調節などもあったり、もう色々です。
楠:我々が納品させていただいた機材の運用面での困りごとを聞いて、どうしたら解決できるかを一緒に考えて、ひとつひとつ解決していくのが営業の仕事ですかね。もちろん営業なので、実際には技術スタッフを連れて行って解決するのですが。

社長:行政の査察などがあって、本当に困って相談に来られるお客様もいらっしゃいます。

-査察ですか?

社長:最高レベルの水質が求められているお客様は、行政や、第三者機関による査察が定期的にあります。その査察の対策をしないといけないという相談なんかもあります。
木藤:そういうお客様は本当に困って弊社に相談に来られますね。

もう一般的な営業とはイメージがだいぶ違いますね。一般的な営業はもうモノがあってお客様のニーズがあるかどうか関係なしに、とにかく売り込め!と売り込み活動やって、断られてヘトヘトになる…。
そういう営業とは全く違いますね。お客様のニーズを聞き出して、解決策を考え提示して。
これは「営業」と言うより「技術アドバイザー」みたいなものですね!

楠:そうかもしれませんね。ウチは既製品を売るような会社ではありませんし。
木藤:ワンオフ(一品もの)ですからね。
楠:でももう少し、いわゆる営業的な活動もしたいと思うのですね。
電話での休眠顧客の開拓とか。お困りごとがないか聞いて回りたいです。正直、今現在、手は回ってないですが。

-今のお仕事について、やりがいはどうですか?

楠:やりがいと言えば、先ほど木藤が語った通り、一機完成させると、ものすごい達成感があります。また、プラントを完成させるまでには、お客様のスタッフの方も当社のスタッフも様々な人が関わります。当社の仕事では、お客様も含めて一つのチームなんです。その一つのプロジェクトを達成するまでの一体感、やり遂げた後の感動はなかなか他の仕事では味わえないと思いますよ。

■宮川さんはプロパーで入社されて24年。営業を率いるベテラン社員です。

(営業部隊を統括している宮川さん)

宮川:私は水産系の学校にいて、「水」に関わりたいな、と漠然と考えていました。
当時学校に当社の「セラポア」を使用したろ過装置が設置されていて、当社のことは知っていました。入社はそれが縁ですかね。

社長:宮川は当社プロパー入社で来年で25年になります。
来年当社が100周年なので、来年盛大にお祝いをしないとね。

宮川:いやいや(笑)。

-お祝いと言えば、当社は飲み会などは多いですか?最近、若手の方は飲み会苦手な人も多かったりしますが。

宮川:当社では多いということはないですね。
いわゆる飲みニケーションが大事という職場ではないです。プロジェクト終了後に行くことはありますが、普段はみんなそれぞれに仕事を抱えていますので。

ただ、仕事上のコミュニケーションは大事です。

楠:周りに聞けばどんどん教えてくれるし協力してくれる会社なので、自分からどんどん相談してほしいですね。

-宮川所長の視点から当社での仕事のやりがいはズバリどういったところですか?

宮川:働き甲斐という話と合致しているわけではないのですが、自分の子供が病気になったときに、当社の点滴で助かったときですね。正確には、当社が製薬会社に納めた水処理プラントでつくられた点滴なのですが、その時は、この会社の仕事に対して良かったと言葉には出来ない感動がありました。

-それは普通の仕事ではなかなか体験できない感動ですね。

木藤:その話を聞いてから、薬を買う際に当社製かどうか確かめるクセがつきました(笑)
社長:当社の水処理プラントで作られた商品は実はたくさんあります。TVCMで有名なドリンク剤とか、スポーツドリンクとか…。商品名は言えませんが。

-そんな有名な商品も関連しているのですね。商品名を知ったら、ものすごく注目されるのではないでしょうか。

社長:まずは面接まで来ていただければと思います(笑)。

-最後に、どんな人が当社に向いていると思われますか?またはどんな人と一緒に働きたいですか?

木藤:向いているのは出張が苦でない人。旅行好きな人は楽しいですかね。
楠:引き出しが豊富な人がいいですね。広く、浅く。サッカーとかパチンコとか何でもいいのですけど、個人的な経験が豊富な人。後は自分独りで抱え込まない人。基本的に連携が大事なので、分からなければどんどん周りに聞いてほしいです。

社長:採用したからには長くイキイキ働いていただきたいです。
やりたいことはどんどんやってほしい。いくらでもサポートします。

やりたいことができる。
和やかな、どこか昔懐かしい雰囲気のある中で、お客様の声を聞いて、カタチあるものを作っていける職場です。
来年で100年目を迎える同社の次の100年の歴史を一緒に刻んでみませんか?

 

日本濾水機工業(株)求人情報

募集職種 営業職
雇用形態 正社員(試用期間3ヶ月あり)
給与 21万円~30万円(年齢、経験による)
福利厚生 ・賞与年2~3回(2017年は3回/年)
・昇給年1回
・保険(健康保険、雇用保険)
・厚生年金
・通勤手当(上限なし)
・家族手当
・給食手当
・出張日当、出張特別手当(支給条件あり)
・企業年金制度あり
・ベネフィット・ステーション加入
・資格取得その他自己啓発支援あり
仕事内容 ・主に製薬用水プラント設備の提案営業です。水処理では最も高度な技術を要する注射用水プラントは当社を含め国内数社しかできません。
競合他社は全て上場大企業。その中で技術部門と協力しながら当社が指名されるような顧客提案を行なっています。
・既存顧客の深耕と新規開拓(割合9:1)をお願いします。
・大塚製薬・大正製薬・第一三共など大手製薬メーカーを主要顧客とし、静岡県以北を東京営業所の担当エリアとしています。
主な業務
 ・営業活動を通じて業界・顧客・競合他社情報の収集。
 ・エンジニアと協力し合いながら、顧客ニーズに合わせたシステムフロー提案。
 ・見積書の作成、価格交渉。
 ・顧客、社内、協力会社等とのスケジュール調整、問い合わせ対応。

勤務地 東京都千代田区神田
神田駅から徒歩数分、大手町からも徒歩圏内の便利な場所にあります。
現メンバーは、所長、営業2名、営業事務1名の計4名。
勤務時間 9:00~17:45(休憩 12:00~13:00)
休日休暇 週休2日制(土・日)(但し、ウィークデーに祝日がある週の土曜日は出勤)、祝日、夏季休暇、慶弔休暇、年末年始休暇

応募資格(年齢上限・資格・スキルなど) ・一般的なパソコンスキル(ワード、エクセル等)を有する方
・普通自動車免許を有する方(AT限定可)

選考基準 ・自分が目指す姿、やりたいことが当社の経営理念、業務内容と合っているか
求める人物像 ・医薬品製造に使われ、人の命を救うものに関わっていくのだという使命感を持って仕事ができる方。
・何十年とお付き合いが続くお客様との繋がりを大切にし、またそれを強固にしていけるコミュニケーション能力のある方。
・誠実に対応し、熱意をもって行動できる方。
・失敗を恐れず新たなビジネスチャンスに挑戦できる方。
・積極的に自己研鑽する成長意欲の高い方。
募集期間 2018/2/1~2018/7/31
採用予定人数 1~2名
選考プロセス まず下記よりご応募、・お問い合わせください。
書類選考

一次面接

適性検査(ご自宅にて実施可)

二次面接

採用(試用期間3ヵ月あり)
・合否連絡は基本的に郵送もしくはお電話にて致します。
・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。
・選考プロセスは変更になることがあります。
その他 〈事務局からメッセージ〉
「一緒に200年企業づくりをしませんか?」
当社社員はほとんどが中途入社で、業界知識ゼロからスタートしています。水処理、濾過、化学、プラントエンジニアリング、製薬業界等何らかの関連知識があればなお良いですが、知識経験はなくても興味と熱意があれば大丈夫。3年かけて育成していきます。
規模は小さいけど大きな仕事ができる環境で、自分がやりたいことを実現していきましょう。
2018年9月に100周年記念パーティ企画しています。200年企業に向けて一緒にスタートを切ってくれる方、お待ちしています!

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