半導体盛衰の歴史から体験者が得た企業力強化(グローバル知財戦略)のポイント
【大反響につき、再度開催】
事業というものは、それがどのような業種であれ、皆同じように「成長期→安定期→下落期」という同様の軌跡を描くものです。
1970年代から2000年にかけて、日本の半導体事業も同じ軌跡を辿り現在に至っています。
当時、日本最大手半導体メーカの知財スタッフとして働いていた私は、国内競合メーカとの戦いはもとより、日米半導体戦争、日韓半導体戦争の真っ只中に身を置き、大小様々な紛争案件の処理解決に尽力してきました。
成長期から安定期にかけての米国との熾烈な戦い、陰りが見え始めた頃から下落期における新興勢力との競争、等々・・
その時は良かれと思って採った対応が、実は現在の悲惨な状況を生み出す結果となってしまったことを真摯に反省しなければなりません。
その原因は、一言で言えば『戦略と戦術がバラバラであった』ことです。
何故、そうなったのか! そこには、無謀とも思える事業戦略と、犯してはならない過失があったのです。
それは、規模の大小を問わず、また業種を問わず、あらゆる企業の現在にも当てはまることなのです。
同じ過ちを繰り返すことのないよう、経験で得た教訓とノウハウをもとに、その内容をお伝えしたいと思います。
そして、今後、日本企業が躍進していくためには、今「何が必要なのか」、「どうすれば良いのか」を認識してもらい、
今日からの経営に是非役立てていただきたいと思います。
内容は、
1.日本企業が採った戦略と戦術・・・その成果と反省
2.中小企業が克服すべき課題と対応策
3.海外企業との戦い方
を中心に、実体験した多くの事例を使って分かり易く解説していきたいと考えております。
事業戦略だけでなく、技術開発や人材育成にも役立つ内容だと思っておりますので、是非多くの方々に聞いて頂ければ幸いです。
■【半導体盛衰の歴史から体験者が得た企業力強化(グローバル知財戦略)のポイント】
- 講師:堤 卓一郎
- 日時:2014年12月2日火曜 18:00〜20:00
- 場所:日刊工業新聞 B1セミナールーム 地図
- 主催:OXIA総合法律事務所
■講師
堤 卓一郎 /OXIA綜合知的財産事務所
かつて日本のお家芸であった半導体とパソコン・・・私は、その繁栄と下落の歴史を目の当たりにしました。そこには、教科書や参考書には載っていない無謀な戦略と過失がありました。同じ失敗を繰り返さないためにそこで得た教訓とノウハウをご提供します