なぜ不況でもあの企業は儲るのか?不況下で利益を確保するための「計数管理講座」
■ 講座概要
日本経済は、皆さんご存知のように、いまだデフレスパイラルや構造不況から脱出できない状態のままです。その中で7割以上の法人が赤字に陥っているのが現状です。
しかしながら、中小企業庁の調査では、好不況に関係なく、たとえ不況業種であったとしても、1割の企業は、何時も好調という結果が出ています。
その秘密は何でしょうか。そして他の9割の企業とはどこが違うのでしょうか。
事業を行うに当っては、損益と資金は車の両輪で、いくら赤字を出しても、資金が回っている限り会社は倒産しません。
ところが、会社で資金が不足して銀行から借入を行う場合、日本では必ず担保と個人保証が取られることはご承知の通りです。
会社の運営が苦しくなり、借入資金の返済が不能に陥り、会社が倒産すると、社長ご自身も全ての財産を失い、自殺するか準禁治産者になるか、何れかの道しか残されていません。
従って、一旦事業を始めると、絶えず利益を出し続け、企業価値を高めていくことが必須になってきます。
ところが、高度成長の時は、大半の企業が売上を伸ばしておけばそれなりに利益が出ていたのですが、現在のような低成長時代においては、経営管理システムが構築され、「計数管理」が確り行われている家業から企業に脱皮できた企業のみが生き残ることが出来、現在勝組と言われるトップ10%の企業は、確りとした経営管理の下で、「計数管理システム」が確立されているのです。
儲からない理由が「不況だから」と言っていては何も始まりません。
特に中小企業は自助努力で何とかしていかないといけません。
売上が上がらなくても「利益」を確保する努力、そして「仕組み」が必要です。
本講座では、不況下でも儲かっている企業がどのような「経営管理」を行なっているかをご紹介し、具体的な実行方法について学んでいただきます。
1.勘とコツに頼ったどんぶり勘定による家業的な経営ではなく、数値に裏づけされた経営を行う。
2.損益分岐点売上高が算出されて、それに基づき経営管理を行う。
3.管理会計制度が導入され、それに基づき予算編成が行われ、その予算をベースに予実算管理をおこなう。
4.損益と連動した資金管理をおこなう。
5.毎日、部門別、商品別、担当者別にその日の利益を把握する。
6.経営の結果を表す、貸借対照表(B/S),損益計算書(P/L)は経営者の成績表です。その読み方を経営者が確りと理解する。
7.その他管理システムについて。
■ 対象者
計数管理を学ぶ必要を感じている経営幹部および事業管理者の方
不況下で利益を確保するための「計数管理講座」
開催日時 2012年7月20日(金) 18:00〜20:00 (開場17:45〜)
場所:日刊工業新聞東京本社 B1セミナールーム 地図
受講料:無料
※コンサルタントの方など、同業者の方は参加をお断りすることがあります。
■講師
御社の特性を全て把握し、国内での事業改革、海外事業展開の水先案内人を務めます