中小企業にこそ欠かせないブランド戦略、
5つの要素とは?
ブランドと言うと大企業のモノと思われがちですが、
むしろ中小企業にとってこそ重要な戦略になり得ます。
ブランドには資産としての価値がありますが、
資産の価値は時間の経過と共に変化していきます。
放っておいて資産価値が向上すれば良いのですが、
不動産ではないので価値が上がることはありません(笑)
そこで積極的に管理していくことが求められますが、
一体何を管理していけば良いのでしょう?
その要素は下記の5つになります。
@認知度
どれほど知られているか?
A知覚品質
お客様がどのように感じているか?
B連想・イメージ
該当するブランドについて思い浮かべることは何か?
Cロイヤリティ(忠誠心)
リピーターになっているか?
Dその他の資産
トレードマーク(商標登録)ほか
気を付けなければいけないのは、
目先の売上や利益だけを追っていては
ブランドの価値を高めることができないということです。
ブランドの価値を高めるには
長期的な視点で首尾一貫した取り組みと
経営努力をしていかなければなりません。
例えば・・・
「@認知度」を上げるには、
広告など予算のかかることもありますが、
「B知覚品質」は従業員の対応や社員教育など
日々の努力で高めることが可能です。
「日々の努力をいかに徹底させるか」
という課題はとても重要です。
なぜなら・・・
「徹底の差が利益の差」
・・・となり、その「徹底の差」を積み重ねることが
「ブランドの構築」につながるからです。
このコラムが少しでもお役に立てればうれしく思います。
引き続き宜しくお願いします。