行動が変われば例外が変わる
以前、プロコーチ仲間との共同ブログに「週に2日と2日に一回」という記事を掲載しました。
要約すると、週に2日はルーティーンになりにくい。
他方で2日に一回はルーティーンになるので習慣化しやすくてお勧め、というお話でした。
しばらく2日に一回で「満足」していた私なのですが、最近になって「毎日・早朝」走る、に行動をシフトしました。
理由は単純。「なるべく早く、ウェイトを落としたいから」。
ごくごく単純な発想で、
走る距離×回数=減少するウェイト
と考えてのことでした(プロから見てこれが正しいかは全くわかりませんが・・・)。
結果的に、確かにウェイトを落とす効果はありました。
ただ、その分食べる量が増え、先の数式に当てはまるほどの効果はなかったかもしれません(ありがちな状態ですね・・・)。
さて、それはさておき、毎日・早朝にシフトしたことで、一つ発見があったんです。
それは・・・。
「走らないことが、例外になる」
何となく頑張って走ろうとしていたものが、「走らないと気持ち悪い」。
2日に一回のルーティーンにしたことで、確かに気持ちのスイッチが入り、怠け心に打ち勝つ状態にはなっていました。
でも、「毎日・早朝」にしたことで、感覚が一段上がったようなイメージ。
当たり前が逆転した感覚です。
「今日は走ろうか」から、「今日は走るのやめておこうか」へ。
コロナ禍にあり、当初はマスクをすることすら、例外でいちいち気を付けていなければわすれてしまう状況だったと思います。今は、マスクをするのが当然。しないのは例外。逆転しました。
飲食店であれば、マスクをせずに接客も当然(むしろ、マスクなんかしていたら失礼にあたる、と思われていたはず)。今は、マスクをしない接客は例外。
直接会わずにWeb会議で済ませることも、考えてみればいつのまにか当然になってきました。人によっては直接会って、が例外になっているかもしれません。
ウィリアム・ジェイムズの有名なコトバ※になぞらえるのであれば、
※「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる」
「毎日行えば日課が変わる。日課が変われば習慣が変わる。習慣が変われば例外が変わる。例外が変われば人生が変わる」
という感じでしょうか(やや無理があるかもしれませんが、ご容赦ください)。
人生を変えるために、いつも先立つものは「行動」。
コーチングを活用する目的は人によりマチマチかもしれませんが、その効果は間違いなく「行動」にあります。
コーチ側からすれば、行動を促す。
クライアント側からすれば、行動が習慣化する(習慣が変わる)。
何が良い習慣か、は人それぞれ。
どう行動するかは、あくまでクライアントご自身が決める。
だからこそ、私はコーチングに価値を見出しています。
改めてプロコーチとして、どなたかの「行動」の一助になりたい。
そんなことを、早朝に走りながら考えていました。
※士業を中心としたプロコーチが集い、以下のブログを展開しています。
「コーチング・ガレージ」 https://ameblo.jp/coachinggarage2018/
私のほか、弁護士、中小企業診断士などがブログを執筆しております。
※士業を中心としたプロコーチが集い、以下のブログを展開しています。
※株式会社未来カ(みらいか)のホームページを一新しました。
https://miraika.co.jp/
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著者
塙 健一郎 / 株式会社未来カ(みらいか)
渋沢栄一は「士魂商才」という言葉を残しています。欲は事業発展への必要条件かもしれませんが、その先にある本当の意味での満足感、幸福感は何から生まれるのか、それをクライアントの皆様と共に考え目指し、実りある関係を育んでいます。