経営者の「信頼残高」が技術戦略を左右する
「替わってもらって良いんだよ」
と暖かく社員に声をかけたのは、A社長でした。
「暖かく」と書くといい雰囲気を感じるかも知れませんが、当時の状況としてははその側面だけではありませんでした。
「替わっても良い」という言葉には、ヤメても良いという含みもありました。
一方で暖かく言ったのです。
少し説明を加えます。
A社では、技術戦略の策定に関することをしていました。
会議室には、A社長、複数人のA社社員とコンサルタントの私がいました。
技術戦略の策定では定例的な会議が開催されますので、その度に進捗報告をするようにコンサルタントの私が「宿題」を出します。
情報収集としてこんなことをして欲しい、するべきだという考え方の指導を含む内容です。
技術戦略の策定において必要なことの一つに情報収集の宿題があります。
情報収集には様々なものがありますが、この情報収集をするのは、慣れない人には骨の折れる作業になることがあります。
あまり良くないのはココからです。
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/ 新規事業開発コンサルタント
ものづくり企業の新商品・新事業を粗利50%以上の高収益にするノウハウで数十社のクライアントを支援し実績を上げている。
中には、ほとんど手間がかけずに、粗利90%以上の事業と優良な知財を両立させるクライアントも輩出するなど、超効果的なR&Dを実現するノウハウには定評がある。
NEC退職後にベンチャー企業を設立。粗利9割の高収益ビジネスを実現したものの、その事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。
専門は高収益技術経営
弁理士北海道大学卒業、東京大学大学院修了
コラム「高収益技術経営」を日経クロステックで連載中
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00662/
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