「信を培うには気迫が必要」
「やめさせても、信を失わないのがお前の仕事だろ?」
とある会社(仮にA社とします)で社長と研究開発担当役員が協議していた時に、社長が役員に対してこう言いました。数年前の話です。
どうしてそのような発言になったのか、少し説明させて頂きます。私とA社とは既に長い付き合いがありました。そのA社の役員にとって、彼が担当する研究開発部門から出てきたボトムアップテーマで成功することは積年の夢でした。研究開発部門からは新規テーマが出ないことを上層部から以前から指摘され続けていたので、その役員は様々な工夫を凝らしてボトムアップテーマを自分の部下達から出させようとしていたのです。
私はその支援をしてきいて、ここ数年確かにその芽が出始めててきて、ボトムアップのテーマに予算をつけて、いよいよサンプルワーク(試作品の提供)ができそうだという状況になっていました。
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https://innovest.jp/column20190303/
/ 新規事業開発コンサルタント
ものづくり企業の新商品・新事業を粗利50%以上の高収益にするノウハウで数十社のクライアントを支援し実績を上げている。
中には、ほとんど手間がかけずに、粗利90%以上の事業と優良な知財を両立させるクライアントも輩出するなど、超効果的なR&Dを実現するノウハウには定評がある。
NEC退職後にベンチャー企業を設立。粗利9割の高収益ビジネスを実現したものの、その事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。
専門は高収益技術経営
弁理士北海道大学卒業、東京大学大学院修了
コラム「高収益技術経営」を日経クロステックで連載中
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00662/
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