補助金申請は毎回決まり事が変わるので注意が必要!
事業再構築促進事業の二次公募が遅れています。
当初5月10日頃に募集を始めるというアナウンスがありましたが、10日になると今後は5月12日頃に始めますというメッセージ。
そして12日になったら今度は「17日の週」に開始するという再アナウンス。ようやく20日に開始となりました。この補助金、いちど決まったことがくるくるとかわるのが多すぎます。
経産省、中小企業庁、中小企業基盤整備機構そしてこの事務局を請け負ったパソナもはじめての補助金なのでてんてこ舞いなのかもしれませんが、申請新生には充分な注意が必要です。
ところで昨年から年間を通して複数の募集がされているものづくり補助金。最大6千万円がでる事業再構築補助金のせいで影がうすくなっていますが、こちらも一次、二次、三次と回を重ねる毎に決まり事が変更されることが多いので注意が必要です。
特に事業計画書の書式が何のアナウンスもなく変更される事があります。それを知らないで以前に申請したことがあるからと、過去の書式で事業計画を作成すると形式審査で落とされてしまいます。
結構いい計画を作成したと思っても、所定の書式と異なると採択されません。
その辺はお役所仕事なので機械的に処理されます。そして、これは事業計画書の書式だけの話ではなく、それ以外の要件も様々に変更されることがあります。とくに電子申請でのJグランツの書式は変更される可能性が高いので意識することが必要でしょう。
新しく補助金の募集が開始されたら、横着せずに最新版の公募要領などを確認することは採択されるための必須事項と言えます。
以上
著者
座間 正信 / 株式会社アイピーアトモス
企業の強み、市場の機会、アイデアに関する特許情報、市場における類似商品、今後の成長分野など幅広い視点から儲かる商品開発のアドバイス