ドタバタで終わった第一回事業再構築補助金

鳴り物入りで始まった事業再構築補助金ですが、ドタバタで終了となりました。

2021年が始まり早々に「一兆円以上の予算をとった」と自民党の議員が鼻高々に説明して始まりましたが、第一回募集とあって想定外のことがいろいろ起こりました。

当初は「3月募集」であることや、「募集期間が一ヶ月」ということが発表されたため3月1日には募集が開始され締切が3月末ではないかという噂が飛び交っていました。

でもフタを開けると3月26日になってようやく募集が開始され、かつ概要や募集要項も何度変更されました。

極めつけは締切日です。

当初締め切りは4月30日(金)の18時でしたが、なんとその最終日の10時35分にはシステムダウン。
最終日は応募が集中することが予想されていましたが、システムがフリーズすることを防げませんでした。
結局、土壇場になって締切日が5月7日(金)の18時に延長されることになったのです。

事業再構築補助金はコロナ対応の大型補助金ということで色々と目新しく、かつ事務局がパソナという大型補助金の事務局経験が乏しい組織ということもあり、申請内容がややこしかった印象があります。

私見としてですが、もう少し簡略化できたのではないかと思います。

さて第一回の事業再構築補助金が終了するとすぐに第二回の募集です。

通常は第一回の採択が発表になってから次の回の募集が始まるのですが、すでに「5月10日頃募集開始」ということが公式サイトでアナウンスされています。ただ、第二次募集の締切は7月上旬を予定しており、ほぼ2カ月の猶予があるので第一次よりも大分ゆっくりできます。

恐らく、公募内容は第一次と大きな変更は無いと思いますが、細かな規定は変更される可能性があります。

ですので、この補助金の申請を考えている方は公募内容を良く把握して臨むことが必要でしょう。

以上

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