コロコロと規則が変わるものづくり補助金〜日頃のチェックが欠かせない〜

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コロコロと規則が変わるものづくり補助金〜日頃のチェックが欠かせない〜

コロコロと規則が変わるものづくり補助金〜日頃のチェックが欠かせない〜

コロコロと規則が変わるものづくり補助金〜日頃のチェックが欠かせない〜

 

先日、公募が終わったばかりのものづくり補助金ですが、決まり事が目まぐるしく変わり、ネットで注意しておかないと見逃してしまいます。

 

前回の第4次公募では3週間ほど締切が延びました。これは「5次公募ではコロナ特別枠の予算がなくなるので、4次公募で申請せよ」と締切を延ばしたものでしょう。

 

今回の第5次公募でも間際になって2月19日(金)17時の締切が突然22日(月)に変更されました。これは、第4次公募のように予算不足云々の問題ではなく、17日に予定されていた4次公募の採択発表が一日遅れて18日(木)にずれこむこととなったためです。

 

また、フォーマットの微妙な変更など、よく見ていないとうっかりミスを招く変更もあります。

 

第5次公募では2月9日になって突然コロナ禍への対応枠が追加されました。「あれ、コロナは4次公募で終わったんだろう。だから前回大急ぎでやったのに」と思った人もいたでしょう。締切の10日前に新しい募集枠が追加されるというのは極めて異例のことです。

 

もっとも今回のコロナ枠はサプライチェーンの毀損などは対象とならず、「事業そのものが感染を予防する場合」というしばりがあります。その名前も「低感染リスク型ビジネス枠」という名前になります。具体的には以下のような事業が対象です。

 

特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)
・物理的な対人接触を減じることに資する革新的な製品・サービスの開発
(例:AI、IoT等の技術を活用した遠隔操作や自動制御等の機能を有する製品開発等)
・物理的な対人接触を減じる製品・システムを導入した生産プロセス・サービス提供方法の改善
(例:ロボットシステムの導入によるプロセス改善等)
・ウィズコロナ、ポストコロナに対応したビジネスモデルへの抜本的な転換に係る設備・システム投資

 

そして「補助対象経費全体がこの要件に合致する投資である」こととされています。これまでのコロナ特別枠では1/6以上がコロナ対策としての経費であればよかったのですが今回全額ですのでここら辺もよく注意しておく必要があります。

 

このような制度変更があってもいちいち説明会が開かれるわけでもなく、応募しようとしている企業に対して案内があるはずもないのでネットをよくよく注意して、情報収集には気をつけなければなりません。

 

以上

 

 

著者

座間

座間 正信 /  株式会社アイピーアトモス
企業の強み、市場の機会、アイデアに関する特許情報、市場における類似商品、今後の成長分野など幅広い視点から儲かる商品開発のアドバイス

 

 

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