外国人特有の問題として特に問題となる
労災保険の外国人技能実習生への対応
現在、外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(平成28年法律第89号)に基づいて、新しい技能実習制度が実施されています。
現行法の中では「外国人」技能実習生といえども日本の労働基準法、労災保険法が日本人同様に適用されています。
したがって、一見すると日本人と外国人の労働環境の違いの溝は既に埋められているかと思われますが、実際には「外国人」であるが故の問題もあります。
本稿では、まず労災保険制度を概観した後、外国人特有の問題として特に問題となる事柄をQ&A形式でご説明します。
労災保険の外国人技能実習生への対応
著者/
小野 智博 / 弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所
海外展開成功に必要な@販路を開拓、A拠点を開設、B海外企業と交渉して契約を結び、C現地法人を運営・管理、同時に、Dコンプライアンス対策を行う…これらの業務を日本からワンストップで実現をサポート。