主催:日刊工業新聞社 共催:一般財団法人日本規格協会 モノづくり日本会議
「標準を制するものが市場を制す―」。
極めて高い技術力をもっていても、標準化戦略をしなければ、その技術や製品を市場投入しても事業面でグリップが握れないことを現わす言葉です。言い換えれば、「標準化に失敗すれば、技術で勝っても、市場で負ける」ことを意味します。
欧米をはじめ中国や韓国では、企業規模に関わらず標準化戦略を打ち出し、積極的に市場競争力の確保に動いております。こうした状況を受け、日本政府では「標準化戦略」を日本の次なる成長の行方を左右するものととらえ、中堅・中小企業の「標準化活動」を積極的に応援する支援策を打ち出しました。
標準化と一口に言っても、技術に対する標準や品質標準、試験・評価方法の標準…と様々なアプローチがあります。
今回は「標準化」の重要性とともに、最新の政府の支援策を分りやすくご紹介しながら、様々なアプローチによる標準化活動によって、自社製品の普及を実現させようと努力されている企業2社からも標準化戦略についてご披露いただきます。事業戦略としての「標準化」を学ぶビジネス講座です。
本プログラムは、10月15日(水)~17日(金)にマリンメッセ福岡で開催される「第30回記念 モノづくりフェア2014」の併催イベントとなります。( HPより、招待券をダウンロード・ご記入のうえご持参いただくと、展示会入場料1,000円が無料となります)
なお9月30日(火)には大阪でも本セミナーを開催します。ご講演者が会場毎に異なります。
(*1)一般財団法人日本規格協会 | 一般財団法人日本規格協会は、工業標準化及び規格統一に関する普及並びに啓発等を図り、技術の向上、生産の能率化への貢献を目的としています。 | |
(*2)モノづくり日本会議とは? | 多様な課題を乗り越え、「“超”モノづくりの推進」をテーマに事業を展開する会員組織です。日刊工業新聞社が事務局をつとめております。大手のモノづくり企業から地域中堅・中小企業まで、約1,900社の企業ネットワークを所持しています。 |
企業の標準化活用支援に情熱を注ぐ昭和62年通商産業省(現 経済産業省)入省。「着目は大きく実行は小さな一歩を大切に」をモットーに政策の企画調整に従事。これまで石油、鉄鋼、自動車等多くの産業界の方々から御指導をいただきました。標準化の活用は新技術の普及に極めて有効であり、企業の皆様に是非御活用頂きたいと思っています。平成25年5月より現職。
「昨日よりもよい品」で社会に奉仕する-ばねの東郷自動車用ばね大手の5代目社長。トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入社し10年間在籍。乗用車のサスペンションの設計ではばねも扱っていた。生産管理部門では新車の立ち上げに携わり、全体の調整業務も学んだ。「日本ばね工業会」理事 兼 標準化会議議長。ISO/TC227国際幹事。
[関連リンク] >> 東郷製作所HP
>> なっとく!<標準化> の相羽様記事
1974年安川電機入社。86年安川コントロールに移籍。2007年ベスタクト制御機器事業部長、09年企画部長、11年営業本部海外営業部長、13年より現職。パワーリードスイッチの安全技術に関する標準化、標準化した技術の導入効果、鉄道インフラの海外展開にも貢献。2010年IEC(国際電気標準会議)1906賞受賞。
[関連リンク] >> 安川コントロールHP
2014年11月に、日本では15年ぶりにIEC大会が東京で開催されます。
「IEC(国際電気標準会議)」とは、電気・電子・情報の国際規格策定に取り組む国際標準化機関です。年1回開催されるIEC大会は、世界約80カ国から1,000人以上が参加する国際標準化における重要なイベントのひとつとなっています。日刊工業新聞はIEC東京大会を応援しています。
[参考] 2014年IEC東京大会の基本計画に関する経済産業省のリリース >>
[参考] IEC東京大会公式ホームページ >>
中小企業・ベンチャーにとっては、国際標準にもとづく開発プロセス(妥当性検証など)を採用することで開発コストを低減できるのはもちろん、グローバル市場への展開も容易になり得ます。
日刊工業新聞社では、経済産業省、日本規格協会様、工業会様などのご協力も得ながら、中小・ベンチャー企業に役立つ国際標準化に関連する情報提供を積極的に行ってまいります。
日刊工業新聞では、企業・団体の皆様の標準化活動を支援しています。
詳細は、こちらへ>>
「共同議長会員」「常任幹事会員」「幹事会員」「一般会員」の皆様は無料となります。
九州・山口産業人クラブ会員企業の皆様は無料となります。
◆下記ボタンから「成功企業に学ぶ、事業戦略に生かす“国際標準化戦略”シリーズ」参加申込フォームに必要事項をご入力の上、送信してください。メール自動返信にて、「申込確認票」がお手元に届きます。追って受講票(メール)をお送りします。
◆受講料のお支払いは、当日会場にて「現金払い」をお願いします。
事前申込制/聴講料:3,000円(税込)
※モノづくり日本会議 一般会員以上の方は聴講料無料
※九州・山口産業人クラブ会員企業の方は聴講料無料
※「モノづくりフェア2014」出展企業様は聴講料無料
※個人情報保護法に定義されます個人情報に該当する情報について、日刊工業新聞社および共催である一般財団法人日本規格協会が、セミナーなどのご案内に使用させていただき、当該個人情報の第三者(業務委託先を除く)への提供または開示はいたしません。
日刊工業新聞社 業務局 業務推進部「国際標準化戦略シリーズ」事務局 担当:住谷(すみたに)、谷(たに) |
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