蒸留技術の最新動向と日米の潮流を探る

蒸留技術セミナー 開催主旨

好評の日米蒸留技術フォーラムを2年ぶりに開催いたします。蒸留技術が重要な地位を占める化学工業、石油精製工業、食品工業等においては、最近特に事故防止技術、省エネルギー技術、リバンプ(設備能力改善)技術が重要視されています。

そこで本フォーラムでは、世界における蒸留工学研究の第1人者であるホセ・ブラボ博士(本年FRI会長に就任)をお迎えして、最近の日米の蒸留技術開発動向も含め、経済性に優れ、しかも実用的な蒸留技術の新潮流を、日米の講師が最新の研究成果をもとに分かりやすく解説いたします。FRI で活躍されております実務経験豊富な開発技術者もお迎えすることが出来ました。

講演終了後には、参加者全員による情報交流会を開催いたします。またとない機会でございますので、是非とも関係各位のご参加をお勧めいたします。(なお米国人講師の講義では、要点を通訳しますと同時に質問は日本語で可能です。)

FRI : 蒸留技術の米国に本拠を置く世界的な研究コンソーシアムで50年以上の歴史を有します。工業規模の試験を系統的に行い設計技術の確立と同時に新事実をも発見しており、その設計マニュアルは事実上の世界標準となっています。
[日 時]
2017年11月15日(水)10:00~16:20  ※交流会 16:30〜17:30
[会 場] 日刊工業新聞社 セミナールーム
[参加費] 43,200円 (資料代・交流会費含む、消費税込み)
[主 催] 日刊工業新聞社
[協 力] Fractionation Research Inc.(FRI:米国蒸留研究機関)

蒸留技術セミナー プログラム

【講演Ⅰ】10:00 ~ 11:00
大江 修造
最近の主要な蒸留技術の動向 —最新の蒸気圧推算法 蒸留塔の診断技術 振動による蒸留塔の破損—

東京理科大学 元教授 工学博士 FRI顧問 大江 修造

石川島播磨重工業㈱(現IHI)を経て、東京理科大学教授。FRI顧問。専門は化学工学。蒸留工学の研究に終始一貫して従事。蒸留塔用アングルトレイを発明、FRIにて開発に従事。現在10社以上でアングルトレイ蒸留塔が稼働中。気液平衡における塩効果の推算法は「大江モデル」として知られている。「物性推算法」「蒸気圧データ集」「蒸留工学」「絵とき蒸留技術基礎のきそ」など著書・論文多数。日本開発工学会理事としても活躍中。2008年、米国化学工学会(AIChE)にて表彰。


【講演Ⅱ】11:00 ~ 12:30
徳倉 勝浩
米国における蒸留技術の動向と今後の展望
FRI 会長 博士 Jose L. Bravo

(体調不良により、代理講演となります)

ロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell)を退職後、2017年5月にFRI会長就任。米国における蒸留技術研究のメッカ・テキサス大学オースティン校にて、斯会の第一人者であった Jim Fair 教授の下で研究の指導を受け、学位を取得した。米国化学工学会にて、指導的な役割を果たしている。氏の物質移動に関する論文は、多くの研究者が引用している。


【講演Ⅲ】13:30 ~ 14:50
布佐 聡彦
FRIのプロジェクトに見る最新の蒸留技術の傾向
FRI テクニカル・ディレクター 博士  Ken McCarrley

2014年にFRIに移籍するまでは、企業にて研究開発に従事。オクラホマ州立工科大学大学院にて化学工学の修士号を、コロラド鉱山大学で博士号を得る。石油精製会社において蒸留、抽出蒸留、吸収、吸着、膜分離などの分離操作を使ったプロセスをパイロットスケールによる開発に従事。


【講演Ⅳ】15:00 ~ 16:20
神笠 諭
蒸留塔用トレイおよび充填物の最新の開発傾向
FRI チーフ・サイエンティスト 博士 Tony Cai

蒸留プロセスおよび蒸留装置の研究に従事。1996年にFRIに移籍するまでは、企業にて研究開発に従事。天津大学の学部、修士課程で化学工学を専攻後、オクラホマ州立大学にて、機械工学分野で博士号を得る。


16:30 ~ 17:30 交流会(名刺交換会) ※質疑応答や講師、参加者相互のコミュニケーションの場です。

お申し込み方法

WEBフォームまたはFAXにてお申し込みください。

【1、WEBフォームからの申込】下のボタンから参加申込フォームに必要事項をご入力の上、送信してください。

【2、FAXでの申込】こちらから申込書をダウンロードの上、送信してください。FAX番号:03-5644-7215

※お申込み受付後、参加票ならびに請求書をお送りいたします。参加料は銀行振込にて開催日までに必ずお支払いください。
  振込手数料は貴社でご負担ください。

※一度お振込みいただいた参加料につきましては、ご返金できかねますのでご了承ください。

※当日会場での現金の取り扱いはいたしません。

技術セミナー 蒸留技術の最新動向と日米の潮流を探る お申し込みはこちら
実務セミナー 蒸留技術の最新動向と日米の潮流を探る お申し込みはこちら

交通アクセス

蒸留技術の最新動向と日米の潮流を探る セミナー会場
日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
〔東京都中央区日本橋小網町14ー1(住生日本橋小網町ビル)〕
交通
東京メトロ日比谷線
 『人形町駅』A2出口 徒歩3分
 都営浅草線『人形町駅』A6出口 徒歩3分
東京メトロ半蔵門線
 『水天宮前駅』8番出口 徒歩4分
都営浅草線
人形町駅(A6)出口より徒歩3分

お問い合わせ

【お問い合わせ先】
日刊工業新聞社 業務局 イベント事業部 蒸留技術セミナー係
〒103-8548 東京都中央区日本橋小網町14ー1(住生日本橋小網町ビル)
TEL 03(5644)7222 FAX 03(5644)7215 e-mail:j-seminar@media.nikkan.co.jp
【個人情報の取り扱いについて】

ご登録いただいた情報は日刊工業新聞社が細心の注意を払い、展示会・セミナー・サービス等、各種ご案内を送らせていただくことを目的に利用させていただきます。
なお、宛先変更・配信停止をご希望の際は下記までご連絡ください。
【ご連絡先】日刊工業サービスセンター 情報事業部 e-mail:nkmail01@media.nikkan.co.jp

このページのトップへ

© 2017 THE NIKKAN KOGYO SHIMBUN,LTD. All Rights Reserved.

ページのトップへ