10月13日「図面を描く前の部品費と型費の概算見積り法」はこちら→

※東北地方以外の方でも、ご受講いただけます。

 東日本大震災により被害に遭われた皆様、ご家族の方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。
 本セミナーは“わかりやすく、すぐに役立つ図面の基礎”を修得していただくための講座です!!
 2次元CADや3次元CADを使い、本当に形状を理解して設計していますか?線と線をつなぎ、出来上がった「成り行きの形状」で満足している設計者も多いと思います。正しく形状が理解できなければ、無駄な形状になり、重量増によるコストアップ、強度不足や累積する公差によって品質の低下につながる設計になりかねません。設計者の意図が入らない図面は魂のない図面と同じで、正しいモノづくりができるわけがありません。
 忙しい業務の中、先輩や上司から製図の作法を教わることも現状ではかなり難しい状況と思います。図面の描き方に対する心のモヤモヤをすっきりさせる良い機会です。JIS製図法は国際基準・ISOに準拠した形で改訂が加えられています。図形を頭の中で理解し、世界に通用する最新JISの製図が学べます。これからの仕事の「質」を一段とアップするために、経験の浅い設計者・製図の基本を見直したい方はもとより、トレーサーの方にも参加をおすすめします。



(株)ラブノーツ/六自由度技術士事務所 代表取締役
技術士(機械部門)
山田 学

【略歴】
1963年兵庫県出身。カヤバ工業(株)(現KYB)自動車技術研究所にて、電動パワーステアリングとその応用製品(電動後輪操舵E-HICASなど)の研究開発に従事。グローリー工業(株)(現グローリー)設計部にて銀行向け紙幣処理機の設計や、設計の立場で海外展開製品における品質保証活動に従事。06年4月に独立し、機械製図や機械系国家資格受験の指導、および執筆活動を行っている。主な著書に「図面って、どない描くねん!」「図面って、どない描くねん!LEVEL2」「図解力・設計力おちゃのこさいさい」(日刊工業新聞社)など多数。
なお、機械技術者のための情報サイト「Lab notes by 六自由度」は http://www.labnotes.jp


1. 図形の理解とJISの基本
@ 設計と図面の役割
A 実力診断テスト
B JIS決まりごとと第三角法
C 図解力向上(立体⇔投影図)
*演習 フリーハンドによる立体・投影図の練習

2. 投影図の表し方と寸法記入
@ 最適な投影図の選定
A 寸法記入の決まりごと
B ISOに準拠したねじ製図の変更点

*演習 フリーハンドによる寸法記入

3. 寸法記入の考え方
@ 寸法の配置と普通許容差
A 表面性状(表面粗さ)の表し方
B JISの定める寸法記入原則
*演習 寸法配置と公差から設計意図を読む

4. まとめ
@ 実力確認テストと解説
A 質疑応答など

*随時、演習を行いますので筆記用具は忘れずに!トレーシングペーパーは事務局で用意します。
定規、コンパスは不要です。


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